大人の矯正|広島市南区の歯医者・歯科|やまだ矯正歯科クリニック

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大人の矯正
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大人の治療例を症例別にご紹介します。

▼16歳女性の症例【叢生】
『歯並びが凸凹(乱ぐい歯)、噛み合わせが深い』
あごの大きさと歯の大きさとがアンバランスの場合、歯が凸凹に並ぶようになります。すでに成長は終わっているので治療法としては①歯列弓(あご骨)を前後左右に拡大する。②永久歯を抜歯する。③歯を削って歯の幅を小さくする。の3案が考えられ、アンバランスの程度によって治療法が異なります。
主訴
歯並びが悪い
診断結果
レントゲン検査、口腔内・顔面写真、歯列模型、口腔内・顎顔面審査を行い、上下顎前歯部叢生、過蓋咬合と診断されました。

治療の選択:

①歯列弓(あご骨)を前後左右に拡大する。②永久歯を抜歯する。③歯を削って歯の幅を小さくする。などが考えられますが、②の上顎小臼歯を抜歯する方法で治療を行いました。

リスクと副作用:

矯正力による歯の痛み、歯の変色、歯根吸収、矯正装置による口内炎、齲蝕・歯周病などの発生や進行、修復物の再製作、顎関節症状の悪化などのリスクや副作用が考えられます。

治療の手順:

(1)上顎左右第一小臼歯を抜歯し、上顎ヘッドギア、上下顎マルチブラケット装置を用いて上下顎の歯並びと噛み合わせを整えた。(14ヵ月) 

治療前(上下顎大臼歯関係Ⅱ級)

上下顎の前歯に歯の重なりがあり、上下の噛み込みが深いです。

治療後(上下顎大臼歯関係Ⅱ級)

緊密な咬合状態を獲得することができました。見た目的にも整った仕上がりとなりました。

治療の費用

¥623,000
メリット
上顎左右の小臼歯を抜歯しましたが、全体的には緊密な噛み合わせを獲得することができました。清掃もしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができました。
デメリット
上顎の小臼歯を抜歯せざるを得ませんでした。
治療期間 / 治療回数
3年5ヵ月(歯を動かした期間14ヵ月) / 40回
▼26歳女性の症例【上顎前突】
『歯が並びきらない(萌出余地不足、乱ぐい歯)』
上あごの前歯が前方へ出ている状態です。治療法は①上下のあごの位置関係を手術によって正常に戻す。②あごの位置はそのままで歯を動かして噛み合わせを整える。の2通りが考えられます。
主訴
上の歯が出ている
診断結果
レントゲン検査、口腔内・顔面写真、歯列模型、口腔内・顎顔面審査を行い、上顎前突、上顎前歯部叢生と診断されました。

治療の選択:

①上下のあごの位置関係を手術によって正常に戻す。②あごの位置はそのままで歯を動かして噛み合わせを整える。などが考えられますが、②の上顎小臼歯を抜歯する方法で治療を行いました。

リスクと副作用:

矯正力による歯の痛み、歯の変色、歯根吸収、矯正装置による口内炎、齲蝕・歯周病などの発生や進行、修復物の再製作、顎関節症状の悪化などのリスクや副作用が考えられます。

治療の手順:

(1)上顎左右第一小臼歯を抜歯し、上顎リンガルアーチ、上下顎マルチブラケット装置を用いて上下顎の歯並びと噛み合わせを整えた。(18ヵ月)

治療前(上下顎大臼歯関係Ⅱ級)

上顎の前歯が前突し、重なりがあります。また、上の歯並びが狭くなっています。

治療後(上下顎大臼歯関係Ⅱ級)

緊密な咬合状態を獲得することができました。見た目的にも整った仕上がりとなりました。

治療の費用

¥501,000
メリット
上顎左右の小臼歯を抜歯しましたが、全体的には緊密な噛み合わせを獲得することができました。清掃もしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができました。
デメリット
上顎の小臼歯を抜歯せざるを得ませんでした。
治療期間 / 治療回数
3年5ヵ月(歯を動かした期間18ヵ月) / 40回
▼20歳女性の症例【上下顎前突】
『口元が出ている、歯並びが凸凹(乱ぐい歯)、軽度開咬』
上下のあごや歯並びが前に傾いて、上下ともに前に出ている状態です。治療法は①上下の顎の位置を手術によって正常に戻し、歯を動かして噛み合わせを整える。②あごの位置はそのままで歯だけを動かして噛み合わせを整える。の2通りが考えられます。
主訴
口元が出ている
診断結果
レントゲン検査、口腔内・顔面写真、歯列模型、口腔内・顎顔面審査を行い、上下顎前突、上下顎前歯部叢生、軽度開咬と診断されました。

治療の選択:

①上下の顎の位置を手術によって正常に戻し、歯を動かして噛み合わせを整える。②あごの位置はそのままで歯だけを動かして噛み合わせを整える。などが考えられますが、②の上下顎小臼歯を抜歯する方法で治療を行いました。

リスクと副作用:

矯正力による歯の痛み、歯の変色、歯根吸収、矯正装置による口内炎、齲蝕・歯周病などの発生や進行、修復物の再製作、顎関節症状の悪化などのリスクや副作用が考えられます。

治療の手順:

(1)上下顎左右第一小臼歯を抜歯し、上顎ヘッドギア、上顎パラタルアーチ、上下顎マルチブラケット装置を用いて前歯をできるだけ後退させ上下顎の歯並びと噛み合わせを整えた。(22ヵ月)

治療前(上下顎大臼歯関係Ⅰ級)

上下顎の前歯が前突して上下に隙間があります。

治療後(上下顎大臼歯関係Ⅰ級)

緊密な咬合状態を獲得することができました。前歯でかみちぎれるようになりました。

治療の費用

¥606,000
メリット
上顎左右の小臼歯を抜歯しましたが、前歯が十分に後退し、全体的には緊密な噛み合わせを獲得することができました。また、笑った時に歯ぐきが見えにくくなりました。
デメリット
上下顎小臼歯を抜歯せざるを得ませんでした。
治療期間 / 治療回数
5年6ヵ月(歯を動かした期間22ヵ月) / 27回
▼15歳女性の症例【開咬】
『前歯が噛み合っていない(開咬)』
口を閉じて噛んでも上下の歯が数本にわたって噛み合わない状態です。前歯が当たっていないことが多く見られ、噛み合わせる位置が不安定になり奥歯が擦り減ってしまうこともあります。物を噛み切れなかったり、発音に影響が出る場合があります。
主訴
前歯に隙間がある
診断結果
レントゲン検査、口腔内・顔面写真、歯列模型、口腔内・顎顔面審査を行い、開咬症、上下顎前歯部叢生と診断されました。

治療の選択:

上顎インプラントアンカー(内側・外側)を用いて臼歯を圧下する方法で治療を行いました。

リスクと副作用:

矯正力による歯の痛み、歯の変色、歯根吸収、矯正装置による口内炎、齲蝕・歯周病などの発生や進行、修復物の再製作、顎関節症状の悪化などのリスクや副作用が考えられます。

治療の手順:

(1)上顎インプラントアンカー(内側・外側)と上下顎マルチブラケット装置を用いて開咬の改善と歯並び、噛み合わせを整えました。(27ヵ月)

治療前(上下顎大臼歯関係Ⅱ級)

前歯から小臼歯にかけて上下に隙間があります。

治療後(上下顎大臼歯関係Ⅰ級)

開咬は改善して緊密な咬合状態を獲得することができました。見た目的にも整った仕上がりとなりました。

治療の費用

¥658,000
メリット
非抜歯で緊密な噛み合わせを獲得し、ラーメンが噛み切れるようになりました。
デメリット
全体の治療に、通常より少し長い期間がかかり、経済的・身体的に負担が大きくなりました。
上顎インプラントアンカー(内側、外側)の植立が必要であった。
治療期間 / 治療回数
6年0ヵ月(歯を動かした期間27ヵ月) / 41回
▼14歳女性の症例【外科的矯正】
『上下の歯が逆に噛んでいる』
上下のあごの位置や大きさに問題があるために顔貌や噛み合わせに問題が出る場合はあご骨に対する治療(外科的矯正)を併用して治療をします。噛み合わせの改善と同時に整容的な改善も期待できます。
主訴
上下の歯が逆に噛んでいる
診断結果
レントゲン検査、口腔内・顔面写真、歯列模型、口腔内・顎顔面審査に加えて筋活動、顎の運動検査を行い、骨格性下顎前突症、開咬症、下顎前歯部叢生と診断されました。

治療の選択:

上顎第二大臼歯を抜歯し、外科的矯正術を併用する方法で治療を行いました。

リスクと副作用:

矯正力による歯の痛み、歯の変色、歯根吸収、矯正装置による口内炎、齲蝕・歯周病などの発生や進行、修復物の再製作、顎関節症状の悪化などのリスクや副作用が考えられます。

治療の手順:

(1)上顎左右第二大臼歯を抜歯し、上顎リンガルアーチ、上下顎マルチブラケット装置を用いて上下顎の歯並びを整えたのち、外科的矯正術を施行し噛み合わせを整えた。(21ヵ月)

治療前(上下顎大臼歯関係Ⅲ級)

下の骨が大きいために下の歯並びが前に出ています

治療後(上下顎大臼歯関係Ⅰ級)

緊密な咬合状態を獲得することができました。また、見た目的にも整った仕上がりとなりました。

治療の費用

保険適用
メリット
上顎左右の小臼歯を抜歯し、下のあごを大きく後退させることができたことで、噛み合わせのみならず顔貌も整えることができました。
デメリット
手術・入院が必要となりました。
治療期間 / 治療回数
4年3ヵ月(歯を動かした期間21ヵ月) / 41回
▼18歳女性の症例【部分的矯正】
『上の歯並びに隙間がある』
生まれつき歯がないために歯並びにすき間ができており、前後の歯を寄せて隙間を閉じるか、あるいは隙間を集めてそこを人工物で補う必要があります。
主訴
永久歯がない
診断結果
レントゲン検査、口腔内・顔面写真、歯列模型、口腔内・顎顔面審査を行い、上顎側切歯先天的欠如、上顎空隙歯列弓と診断されました。

治療の選択:

上あごの隙間を集めて人工物で補う方法で治療を行いました。

リスクと副作用:

矯正力による歯の痛み、歯の変色、歯根吸収、矯正装置による口内炎、齲蝕・歯周病などの発生や進行、修復物の再製作、顎関節症状の悪化などのリスクや副作用が考えられます。

治療の手順:

(1)上下顎マルチブラケット装置を用いて側切歯部に空隙を集めて上下顎の歯並びと噛み合わせを整えた。(21ヵ月) 

治療前(上下顎大臼歯関係Ⅰ級)

上顎の前歯に空隙があります。

治療後(上下顎大臼歯関係Ⅰ級)

側切歯部に空隙を集めて上下顎の歯並びと噛み合わせを整えることができました。今は側切歯部に仮の人工歯を付けています。

治療の費用

¥599,000
メリット
臼歯部の咬合を変化させることなく空隙を集め、全体的には緊密な噛み合わせを獲得することができました。見た目的にも整った仕上がりとなりました。側切歯部は人工的な歯を入れる予定です。
デメリット
側切歯部に人工的な歯を入れなければならない。
治療期間 / 治療回数
3年1ヵ月(歯を動かした期間21ヵ月) / 30回